駐在員レポート

香港庶民の胃袋を満たす路上市場

更新日:2022年01月28日

都市概要紹介

香港の正式名称は、中華人民共和国香港特別行政区です。
1997年にイギリスから中国に返還されたものの、完全に中国として機能できるまでには時間が必要とされ、一国二制度を執られている訳です。
土地面積と人口を東京都と比較すると、土地面積は、香港が1,104㎢、東京都が2,191㎢。
人口は、香港が約743万人、東京都が約1,374万人。
この数値から香港は、面積・人口共に東京都の約1/2です。

公用語は中国語(普通語)と英語で、普段話されている言葉は中国語の方言である広東語です。
普通語も広東語も、発音やイントネーションによって単語の意味が変わってくるという点では同じです。 普通語には4つの声調がありますが、広東語はなんと最低でも6つ(最高で9つまで存在する場合も)もの声調があり、広東語は、外国人に大変難しい言語の1つです。
例えば皆さんがご存知の「你好」(北京語ではニーハオ)は、広東語ではネイホウと発音します。

香港の気候は、一言で表すと高温多湿。5月から10月末頃の6ヶ月は気温30℃以上、湿度90%以上(体感40℃以上)と、外出時は余りの湿度に体力を奪われますが、12月から3月末頃の湿度はそれほど高くなく、過ごしやすい日々が続きます。

香港の飲食

食は広東にあり、と言われる様に食文化が発達している香港。
東京、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールと並ぶ国際都市なので世界中の料理を気軽に楽しむことができ、世界的に有名なレストランが沢山あります。
今回は、その中でも香港庶民の胃袋を満たす、香港のどの街中にもある路上市場を紹介します。

路上市場の営業時間は、明確には分かりませんが、一般的に日の出から日没までです。路地両側には、果物、野菜、肉、海鮮、乾物等ありとあらゆる食材の店が数百m続きます。

香港市街地1
香港市街地2
香港市街地3
香港市街地4

香港には日系スーパーのジャスコ、アピタ、ユニー等や、ローカル系のWellcome、 PARKnSHOP等もあり、世界中の食材が揃いますが、やっぱり香港の人々は、慣れ親しんだ路上市場の買い物が好きなのだと思います。
路上市場近辺には、魚介類や肉類の串焼など立ち食いスナックの店、道端までテーブルを出している店、飲茶(ヤムチャ)を販売する店などがあり、香港庶民の胃袋を満たしています。
是非、香港にいらした際は足を踏み入れてはいかがでしょうか。

香港市街地1
香港市街地2
香港市街地3
香港市街地4

事業紹介

フジマック香港法人は2012年に設立され、2022年に11年目を迎えました。
日系・ローカル系飲食店、セントラルキッチン、食品工場等、多くのお客様の厨房造りをお手伝いさせて頂いております。
2021年には事務所内にショールームを造設いたしました。

フジマック香港事務所ショールーム1
フジマック香港事務所ショールーム1
フジマック香港事務所ショールーム1
フジマック香港事務所ショールーム1

厨房設備の設計・提案・製造・納品施工・メンテナンスの一貫サービスを提供しておりますので、香港、澳門、広東省の飲食ビジネス進出をお考えの際はお気軽にお問い合わせください!

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左から、Kylie(カイリ)さん、渡邉、Irene(アイリン)さん

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レポータープロフィール

渡邉 英樹(Hideki Watanabe)
FUJIMAK HONG KONG CO., LTD.

2008年5月入社:海外事業部配属
2012年3月  :香港現地法人勤務

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