選ばれる理由

伝統

石炭レンジの時代から
業務用厨房とともに

欧米型ホテル、ファミリーレストラン、米国のテーマパーク...。当社は創業以来、「日本初」となる厨房で設計や機器納入をお任せいただいてきました。前例のない現場に挑み続けながら磨いた業務用厨房のノウハウと、プロの皆さまから頂戴したご信頼が、fujimakの財産です。

はじまりは1950年。
1台の石炭レンジでした

石炭レンジ
かつての社章は富士山と石炭レンジの蛇の目をモチーフとしていました

創業から70年余り、業務用厨房機器の老舗として、お客さまと長いお付き合いをいただいていることが当社の誇りです。株式会社フジマックの前身・富士厨房設備株式会社は、1950年の創業です。第1号製品は石炭レンジでした。翌年には米軍将校クラブの厨房設備を受注し、創業直後から、当社は業務用厨房の総合メーカーとしての歩みを始めています。

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新しい現場には、fujimakがいました

フードサービスの歴史はfujimakの歴史です。フードサービスのエポックとなる厨房の多くを当社がお手伝いさせていただきました。1951年には、当時日本一の規模を誇った新丸の内ビル様において、職員食堂から宴会場、最高級レストランまで1日5000食以上を提供するすべての厨房施設の施工を担当しました。1960年代には先進の米国式の厨房設計と衛生管理手法を取り入れたホテルニューオータニ様の厨房設備を施工しています。

1970年代に入ると、米国式のチェーンオペレーションを導入したチェーンレストランの急速な発展を見越して、厨房機器のモジュール化に取り組みました。1971年開店のファミリーレストラン「すかいらーく」1号店の厨房も当社が施工を担当させていただきました。1972年には病院での適温給食を実現する冷温蔵配膳車を日本で初めて開発し、鹿児島大学医学部附属病院(現鹿児島大学病院)に納入しました。1976年には、NSF(米国公衆衛生連盟)規格に準拠した厨房機器を製作し、科学的な設計と運営手法を取り入れた、三井物産様本社ビルの厨房を手がけました。日本初の床のドライシステムもこの施設で採用しています。超高層ビルの厨房も当社がパイオニアです。1978年、高火力が必要でありながら、熱源にガスが使えなかった高層階の中国料理店「摩天楼大飯店」様の電化厨房も、当社が施工を担当しています。

fujimakは新たな時代の厨房設備を施工してきました

1951年 職員食堂、宴会、最高級レストランまで館内の複数施設で1日計5000食以上を提供する厨房(新丸の内ビル)
1964年 米国式の厨房設計と衛生管理手法を取り入れたホテル厨房(ホテルニューオータニ)
1971年 チェーンオペレーションによる外食産業の近代化に対応した厨房(「すかいらーく」1号店)
1972年 日本初の冷温蔵配膳車を開発(鹿児島大学医学部附属病院)
1976年 米国式の厨房機器規格に対応した機器を製作。科学的な設計と運営手法を取り入れた職域食堂(三井物産本社ビル)
1978年 ガスを使えない60階建て超高層ビルでの電気式厨房設備(サンシャイン60「摩天楼大飯店」)
1983年 米国型テーマパークにおいて厨房設備の多くを施工
1995年 米国の厳格な衛生基準に対応した船舶厨房(「にっぽん丸」)

あの「テレビ」の舞台もfujimakです

1993年から放送されたテレビ番組「料理の鉄人」。舞台装置「キッチンスタジアム」の厨房機器はfujimak製でした。機器の信頼性に加え、エンターテインメントの場にふさわしい、美しいデザインをまとった機器としてfujimakが選ばれたのです。2019年に放送された「グランメゾン東京」の厨房セットも当社がお手伝いしています。食の豊かさを社会にお伝えすることも、厨房機器のパイオニアとしての使命です。

お客様事例

国賓にお出しする料理も
fujimakの厨房から

当社が、皇居の新宮殿で主厨房の設備を承ったのは1969年のことでした。国賓にお出しする料理を作り出す厨房の施工を担当させていただきました。その後の改装も当社が担当させていただいております。また、2000年には、船舶厨房における当社の衛生管理についてのノウハウが高く評価され、米国での船舶厨房の衛生管理基準を決める会議に招待されました。食の安全に欠かせない衛生管理についても、当社には長年にわたるノウハウの蓄積があります。

もう一つの信用、東証2部(現スタンダード市場)上場企業

厨房機器を長くお使いいただくためには、将来にわたってサービスを提供し続けられるような経営面での裏付けが必要です。その一つが財務的な信用です。当社は1997年に株式を店頭公開し、1998年には東京証券取引所第2部(現スタンダード市場)に上場しています(証券コード5965)。当社はパブリックカンパニーとしての責任を果たしながら食の豊かさの実現に向けて挑戦を続けています。

選ばれる理由

伝統 対応力 革新性 高品質